なごやかBIKEの部屋 購入への道のり (2)
2002年12月
2002年7月の998試乗以来スーパーバイクへの熱は少し冷めたというか資金的にとてもではないが無理という気持ちがかなり強く、購入資金もヤフオクや株への投資も今ひとつ金額が伸びない状況が長く続きました。 バイクは新車で欲しいという気持ちも強かったのと現行機種でほしいバイクが完売状態でほとんど新車では手に入らないというあきらめの気持ちもあったかもしれません。
2002年の12月に入ったある日『中古でも良いのでは』という気持ちが自分の心の中で芽生えてきたような気がします。
ヤフーオークションでスーパーバイクを検索してみると色々あるではありませんか。
↑ 00年 996 走行7000km つくばの方の車両です。 ↑ 01年 998 走行45km 群馬県の方の車両 しかも自分の出せる金額のぎりぎりの線で。さすがにヤフオクで落札する勇気はなくオークションは落札されずに終了してしまいました。
その後どうしても気になり手段を色々駆使して(たいした事ありませんが)出品者と連絡を取りました。
両方の方と結果連絡がとれまだ手元に車両があるということを確認しましたが、金額の低い996の出品者の方と連絡をとり年明けに(2003年)まだ残っていれば暇を見つけて見に伺う約束をして年末年始のお休みに突入です。
2003年1月18日(土)
年が明けて1月11日、12日に『名古屋輸入車ショー』がありその招待券をDUCATIディーラーの『モトプラン』さんでいただけるということで、その前に吹上のショップにお邪魔する。もうその頃はどんな車両になるか判らないけど『スーパーバイクを購入する』と言うことだけは自分の中で出来上がってしまっていたので、ショップではツナギを見たりその他グッズを見てさらに気分が盛り上がります。 DUCATIディーラーや輸入車ショーでスーパーバイクを間近に見る機会が極端に増えいてもたってもいられない状況になってきたので1月17日金曜日の仕事終了後出発で千葉県浦安市で宿泊して翌朝『00年式 996』を茨城県つくば市まで現車確認に行ってきました。
この車両はバイク屋さんがDUCATIが好きでディーラーではないのですがHONDAやKAWASKI YAMAHAのバイクに混じって扱っているお店です。 ちょうど当日は事前に僕がお邪魔する事を伝えてあったためかメカの方とプラグ交換をしていらっしゃいました。
なんでも先日予備車検を受けるために空ぶかしを多用した為にプラグがかぶってしまいにエンジンがかからなくなってしまったとの事。
僕が見るときにエンジンがかからないのはまずいと思ったのでしょう。
プラグ交換とバッテリーが弱っていたために充電でカウルが外れていて中を見ることができました。
車両自体はとてもきれいで2年落ちとは思えないくらい程度の良い車両でした。 00年 996MONO はショックがフロント、リアともSHOWAです。
ホイールは99年と変わり5本スポーク?のマルケジーニのホイールになっています。
確かバッテリーはメンテナンスフリーバッテリーのはずですが現車は通常の液が入るタイプのバッテリーがついていました。
一応ディーラー車だということですが履歴がわからず前オーナーや出所がわからないのが不安材料です。
またタンクの上の塗装に一点空気が入った塗装のふくらみがあり『タンク再塗装?』って思ってしまいました。
この2点が結構不安材料になりました。
この車両は00年996モノポスト 走行7000km 予備車検付き というものです。陸送費と税金、ナンバー交付手数料で乗り出し可能です。 ぬふわ諭吉ほどです。 つくばのバイクショップで996MONOを見た後ついでと言うことでネット上で中古車在庫状況で見て気になっていた01年式 996Sが置いてある千葉県のDUCATIディーラー2件にお邪魔しました。
千葉県松戸市のディーラーでの車両です。 01年式 996Sです。乗り出し価格約ぬやえ諭吉
走行約7000km(だったと思います)こちらの車両もすごくきれいでした。おまけにサイドカウルのデカールが僕は気に入って自分の車両もこの様にしようと思うきっかけになったバイクです。
ほぼノーマル車両です。
この後に見に行く996Sが走行距離も少なく金額も安いのであまりしっかり見てませんでした。
このお店には02年式 998S 黄色の車両を赤にペイントし直した新車があり998Sも気になっている僕としてはとても興味がありました。再塗装と言われない限りわからないほどオリジナル同様の塗装はクォリティが高いものでした。
次には千葉市内のディーラーです。 ここではみなさん忙しそうにしています。僕の興味のあるバイクが乗り出し価格で予算内まで落としてくれるかどうかを聞いてみたくて、手のすいてそうな店員さんに聞いてみたところ、奥の事務所らしきところへ入っていき何やら相談して戻ってきてくれたのですが表示価格がいっぱいで、僕の心の中の予算よりも10数諭吉さんオーバーでちょっと気持ちが萎えました。
ここのお店は、僕の知り合いのNEZUさんが昨年DUCATIを新車で購入されており店長さんの名前も教えていただいていたのですが、あいにくお客さんの車を整備中でお店の中には10分ほどしかいませんでした。
お店を出た後にお客さんの対応の終わった店長さんから携帯に電話をいただきましたがすでに高速道路に乗ってしまっていたのでユーターンせず帰路につきました。
悩んでいる数日間に1番やりとりしたのは千葉市の996Sです。中古と言うこともあり1番画像が多いです。千葉市のお店の方は良心的で僕が見逃していたサイドカウルの小傷(↓の画像)のことも話してくれましたし(この傷わかりますか?他にも2ヶ所小傷の写っている画像をいただきましたがまったくわからないので載せてません)ディーラー車で車検もあと8ヶ月残っており当然ディーラー保証も8ヶ月、素性もわかった車両、走行距離が少ない、他店の同じ程度の車両よりかなり安い、とプラス面が多く3台の中では最有力候補でした。デメリットしては購入店が遠くメンテを購入店で見てもらえないので地元で探すことになる事、すぐに小傷の具合が肉眼で確認できない、こんなところでしょうか。
1月19日(日) 998S↓ ↑996S 名古屋に戻って翌日19日は地元ディーラーの998S新車見学です 前日関東バイク見学ツアー?から帰ってきて少し勢いがついていたのでしょうか?新車は雲の上の手の届かない存在(まだまだDUCATI貯金が少ない)だとは思っていたのですが期間限定2月末まで2002年モデルの新車は金利0.1%キャンペーンと言うことと今購入できる新車のDUCATIの中で1番欲しいタイプの車両がもう全国のディーラー探しても10数台しかないと言うことを考えて『ひょっとしたら新車が買えるかも』と言う恐ろしい考えが脳裏に浮かんでしまいました。 金利が0.1%で60回払いだと月々払えるような気がしたのと、この車両が無くなったらこの形の新車にはもう乗れなくなるという一種のあせりみたいなものがありました。
名古屋へ戻った翌週の1月20日から数日間は 茨城の996monoか千葉の996Sかはたまた新車(名古屋)の998Sかこの三台で 非常に悩みました。 そんなこんなで3-4日バイクのことばかり考えて仕事も手につかな状態が続きましたが自分が今出せる限界の金額で購入できる千葉市の996Sに決定。後は細かい傷の部分の確認やオプションパーツを決める段階になっていきました。それは千葉へ行ってから5日後の1月23日(木)の午後のことでした。しかしこのあととんでもないことがぁ!!!。(by ガチンコ ファイトクラブ) 購入への道のり3へつづく。