大型自動二輪取得日記 byなごやか          BIKEのトップページへ戻る

第一段階へ   卒業検定

第二段階  規定 実技7時間(内1時間シュミレーター) 学科1時間

2002年5月7日雨 第二段階1時間目

第二段階に入りました。先ほど(今日も連続2時間乗車です)”みきわめ”をもらっているので気が楽です。しかし雨も小ぶりになるどころか激しくなってきています。先ほどよりさらに視界が悪いです。

第二段階は規定では7時間あります。コースは総合A、とBの2つのみで前半3時間は総合Aで途中1時間シュミレーター(ゲームセンターのバイクのゲームのようなものらしい。見たことありません)をはさんで後半3時間は総合Bコースです。

第二段階1時間目ということで先生から新しい課題『波状路通過』『急制動』の説明です。

波状路(こんな名前だっけ)は不当間隔に高さ7センチくらいの台形の角材のようなものが幅70センチに梯子状に並んでいるところを立ち乗車(シートにおしりを付けずに)で5秒以上で通過するものです。先生曰く

1)半クラッチで角材に乗るときにパワーをかけてクラッチを切り段差から下りる。


2)顔は前方遠くにまっすぐ向け目線だけ若干下目にする。

3)ひざと腕でショックを吸収する。

こんなところが注意点でした。事前に図で説明されてもその梯子がどんなものなのか体験して無いのに理解できませんでした。

実際に走ってみると結構難しくコースアウトばかりでした。5、6回目にようやく感覚がつかめてきた頃に教習終了です。

急制動については今日は雨も降っており取り合えづブレーキをかけるタイミングだけつかむように。ということと3速30km/hで入りブレーキをかける。途中シフトダウンはしなくて良い。止まってから1速に入れなおす。等言われました。

雨天でも30km/hなら全然問題なく止まれ余裕がありすぎ、ついついシフトダウンもしてしまいます。これは問題なさそうです。

波状路と一本橋は課題に入る前に低速で直角にまわらなくてはならずウインカーをどのタイミングで消すのか、規定では1速に入れるのはいつなのか、そんな事ばかり気になって課題に入るときに体制を崩している事が多いです。これは今度時間があるときに先生に確認しておきたいです。

何はともあれ今日は第二段階には入れたら、課題になれるという自分自身の目標だったのでまぁこれで良しとしましょう。スラローム、一本橋はもう少し余裕のあるタイムでこなせるように確実にやっていきたいです。

それと第一段階の”みきわめ”が通るかどうか分かりませんでしたが課題のコースを覚えて置いてよかったです。中型を持っていると大型教習もあっという間に進んでいってしまいます。次回は9日です。

2002年5月9日曇り 第二段階2,3時間目

教習所全景 給油器の後ろが波状路、一本橋、踏み切りです。

この時間の教習に先立って『安全運転の誓い』と言う簡単なレポートのようなものを提出しました。これはどういう物かというとB4くらいの紙に4つくらいの項目がありそれに対して自分の考えを書くというものです。項目としては『愛知県が交通死亡事故が多いことについてどう思うか』とか『免許取得後の安全運転についての』みたいな(正確にはちょっと違います)ことを書いて卒業検定までに提出するものです。提出物はぎりぎりに出す性格なんですが今回は何故か律儀に早めに書いて出しました。ところが『書くところの行がまだ空いている。行を全部埋めないとダメですね。字を小さく書く人はなかなか埋まらないんですよ。何でもいいからもう一度もって返って埋めてきてください。』とのたまわる。『何ぃ〜〜!!!』人が一所懸命下書きまでして書いた文章をまったく読みもせずに記入欄の行数に余白があるからと言って書き足してこいだとぉ、おれの文章は簡潔に要点をまとめた読みやすい文章だッちゅーの。下らん形式的行事だったわけでこんなことに文句を言っても始まらないとお思い黙って受とってきましたが、なんとも官僚的で形式的なことでしょう。きっと書かせてる人たちも書くことによっての意義をを感じていないのではないか、また書いてもろくに読みもせずどこかにファイルされて数年後には廃棄処分になるのでしょう。無駄なことです。

そんなことより教習教習っと気持ちを切り替えて望みます。今日の自分の中の課題は

1)波状路をきっちりわたれるようにする。

2)一本橋を落ちない。

この2点です。第一段階不得意でしたスラロームはバイクに慣れるにつれてまったく問題なく7秒以下で走行できるようになっていました。やっぱり慣れなんでしょうね。

波状路はバイク乗って立ち上がるときに何故か左に傾いてしまうために、まっすぐ進入していくことが出来ず修正している間に梯子のところまで到達してしまい余裕がありません。立ち上がるのをもっと上手くしないと姿勢にも余裕がなく上手く進んでいきません。

一本橋については何故か今日も2回落ちました。渡りきっても規定の10秒以上で渡れたのは1回位しかありません。もっとニーグリップをしっかりしなければバイクが安定しませんね。一本橋落下即検定中止ですのでちょっと不安です。自信あったのになぁ。

今日のバイクは検定用7号車です。このバイクはリアブレーキが弱くフロントが強めです。リアブレーキの感覚がつかめず低速でのスピード調節が上手く出来ず一本橋、波状路、クランクが上手くいきませんでした。クランクでは第一段階1時間目以来2度目の足つきをしてしまいました。リアで速度調節できず慌ててフロンとブレーキを使ってしまった為です。カックンっときいてしまいバランスを崩してしまいました。リアブレーキをもっと上手に使わないといけません。

教習については先生からは相変わらず何も言われません。どうもウインカーを出すタイミング等気になってしょうがありません。この点は早めに確認して自分の中で整理しておきたいです。

教習3時間目(本日の2時間目)は危険回避の体験です。先生が赤と白の旗を持って急制動のコースの前方に立ちます。急制動と同じ要領で時速40km/hまで速度上げ前方の先生の方向に向かって走ります。先生が赤の旗を上げたら左へ回避、白を上げたら右へブレーキを使わず回避します。回避したらブレーキで止まると言うものです。旗はどちらの手に持っているか分かりません。事前に一度先生の合図無しで自分の好きな方向に回避することをした後、2度行いました。二度とも旗は赤で左回避ですが1回目はとっさに左へ回避が何故か右へ回避しそうになり蛇行してしまいました。(もうちょっと速度を落としてもいいといわれました。)二回目は旗を上げる手は違いましたが同じ赤でスピードも若干おさえ目にしましたので問題なく行えました。この項目はあくまでも経験させることが目的で検定等の項目にはありません。先生いわく『急な飛び出し等に対応するとっさの回避は非常に難しくオーバースピードでの回避はまず転倒することになり大きな事故になるのでそのような危険のあるところでは速度を落として走ってください』といわれました。もっともな話ですが予期してないときに飛び出しがあって事故るんですよね。危険予知がいかにできるかもライダー(ドライバー)の資質でしょう。

その後通常のコース周回をしていたのですが急制動でフロントをロックさせてしまい先生を驚かせてしまいました。もちろん停止線は越えてしまいました。たぶんスピードが速すぎた様です。7号車は僕の感覚に合わずリアが弱くフロントが強いのでこんなことになったんでしょう。検定はどのバイクが来るか分からないのでバイクに合わせた運転も出来ないといけません。この後フロントをロックさせてしまったため一瞬頭の中が真っ白になったためでしょうかコースを勘違いしてしまい同じところ2度走ってました。(しかし先生は見てるのかどうか知りませんが何も言いません)

明日はシュミレーターとそれに対するディスカッション?(内容は良く分かっていません)で2時間連続で教習です。バイクには乗らないためヘルメット等は不要らしいです。これはシュミレーターが1時間の実技、その後の1時間が学科とうことになります。

実際バイクに乗るのはあと3時間のみです。各項目とも確実にこなせるように頑張りたいと思います。(めちゃめちゃ不安です)

 

2002年5月10日雨 第二段階4時間目(シュミレータ)+学科 セット教習

気持ちワリィ〜〜これが本日の第一声です。

シュミレーター教習というものを始めて経験しました。シュミレーターと言うのは実際のバイクの前にテレビの画面があります。バイクにまたがって頭から画像が見えるメガネみたいなもの(めがね型のテレビみたいなもの)をかぶります。そのメガネの中にはテレビとおなじ画像が流れ頭を動かすと画像がそちらの方を映し出すものです。360度見られるそうです。操作は実際のバイクとおなじ用に行いシフトチェンジやウインカーも出します。アクセルを開けるとスピードが増し景色も速く動きます。音声にしたがってエンジンをスタートさせるとエンジン音がヘッドホンから聞こえ音もかなり大きめです。

走り出すと待ちの景色が流れナレーション通りに右折左折を繰り返し町の中を走行します。途中歩行者の飛び出し、車の割り込み、無理な右折車、右折した時に車の陰からバイクが飛び出したりしてきます。こうゆう危険を避けながら町の中を走っていきます。

視線は顔を動かさないと当然そちらの方を向いてくれませんので交差点での左右確認は頭を大きく左右に振らないと見ることができません。目線だけでは景色は動きません。これがいけませんコースの半分(その時はどのあたりか分からないですが)位進んだところで気持ち悪くなってきました。もう吐きそうです。この調子で運転ですから早く終わらないかと言う事ばかり考えていました。顔はもう真っ青です。一通り終わってバイクから降りると先生は『大丈夫ですか?良くみえるんですよ。気持ち悪くなる方が。少し出て休んでいいですよ』ということではきそうな僕は部屋の外に出ました。

何とか吐き気をおさえてもう一人の教習生のシュミレートを見ていました。彼は16歳でまだ原付免許しかありません。彼は町の中の走行で20回くらい危険な場面があるのですが6回ほど転倒したり、人をはねてました。危険予知ができていないようです。僕は1回何故か後ろからきた車にはねられました。後で先生に何故ひかれたのか聞いたのですがはっきりした答えは聞けませんでした。

2人が終わったあと僕のリプレイを見た後1時間目の教習終了です。

2時間目は(この教習は2時間連続して教習を受ける事が義務付けられています)16歳の彼のリプレイを見ながら危険箇所の予測の仕方、車からのバイクの見え方等質問形式の討論(?)です。

こんな形で時間が過ぎ教習終了です。

うーん家に帰ってこの日記を打っているときもまだ気持ち悪いです。

明日はまたもや雨の中1時間実地教習の予定です。

2002年5月11日雨のち曇り 第二段階5、6時間目

写真はスラロームコースと右急制動レーンです。

今日は土曜日で仕事が休みのために午前中教習にきました。土曜日は卒業検定があるのでいつもの雰囲気と違って何か緊張感があります。検定の人は白ゼッケンです。検定の人の邪魔にならないように注意しましょう。

教習の5時間目はいつものごとく総合コースの周回です。今日から総合Bというコースです。昨日のシュミレーたで気持ち悪くなって今朝も少し気持ち悪いです。いつも勝手に一人で周回していて気持ちよくリラックスしてコースミスも無く一本橋等の課題に集中できます。先回までちょっと苦手だった波状路も雨の降っていないしかも昼間ですと非常にやりやすく失敗はありません。一本橋、スラローム等ちょっと不安なところも順調です。

途中から先生が後ろに張り付き色々細かい指示を出してきます。先生が張り付くだけで緊張してしまいます。特に注意するところはありませんがクランクの最初の曲がり角でふちにより過ぎパイロンに当りそうになっている点と発着時の後方確認、ウインカーの出し忘れ等注意されました。

今日は1時間だけの教習で来週平日夜間2回乗って(7時間目のみきわめがうまく通れば)18日(土)の卒業検定の予定です。

ところが来週の予約を入れようとすると来週の夜間は珍しく予約でいっぱいです。団体さんが入校されたそうです。他校に通っている人の話ですと警察官になりたての方が自動二輪の免許を取得するため大挙入校すると言う話を聞いていましたので、きっとここでもそのような方たちが入校されたのでしょう。そのため急遽本日2時間目の予約を入れ午後再度教習を受ける事にします。

先回再提出となった『安全運転の誓い』を再提出無事受理されました。クソッ。

本日2時間目(第二段階6時間目)は、また総合Bコースを周回です。今度の先生は何も言わない先生です。ただ急制動でフロントブレーキを強くかけすぎタイヤが一瞬ロックさせてしまったので再度ブレーキのかけ方を教わりました。このときは右手を開きブレーキレバーを握ろうとした時に手を開く時一瞬レバーにつかえてしまい操作が遅れてしまったために強くかけすぎてしまいました。当然停止線オーバーです。こんな事を検定でしてしまったら落ちてしまいます。ちょっと不安です。

結局今日も全ての種目を完璧にこなす事は出来ず検定まで後一時間しかなく、しかも来週は1時間しか乗らないので間があいてしまいすごく不安です。

よーしこうなったら開き直り作戦だぁ。次回5月16日みきわめです。

2002年5月16日雨 第二段階7時間目(みきわめ)

5日ぶりにバイクに乗ります。しかも小雨です。先生はみきわめにもかかわらずもう一人の生徒?さんにつきっきりです。『総合Aコース、Bコース自由に走ってください。』それだけ言って自由に走らせてくれます。課題の中で即検定中止になるような事だけは気をつけて走ろうと思い望んだんですが、いきなり一本橋で落ちました。まぁ今日は久しぶりに乗って『みきわめ』もらえればラッキーと思ってました。波状路、スラロームは何故か問題なく走れるようになってきていたので問題は急制動と一本橋です。

急制動は早めに40km/hにする事、一本橋はニーグリップこの2点でしょう。

本日無事『みきわめ』がもらえいよいよ卒業検定です。

卒業検定は5月18日土曜日と決定。乞うご期待。

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